ごちゃまぜ眩しいネオン街、唯一無二の二人が駆け抜ける

様々な種族がごった返し、ネオン眩しい魔法と科学の近未来都市【超恒久的共生盟約都市・通称シティ】は、治安が悪く犯罪・事件に事欠かない。
主人公二人は、そんなシティの平和のため犯罪捜査解決をする民間治安維持組織に属していた。
ヒューマと言われる非力な種族なマホロと、ウルフ系の獣人であるガルガ。

幼なじみであり、兄弟のようであり、自他共に認める『唯一無二の相棒』である二人。

いやほんとうに、唯一無二である。
というか、この二人の間に入るの無理だろう。
読めば読むほど、「お前ら、隙あらばイチャつくよな」と思うくらいだ。

ただ、それだけで語るにはこの作品は甘くない。
色んな意味で裏切られ、
色んな意味で「エキサイティング!」と驚愕し、
色んな意味で「尊い」と合掌する。
そんなとんでもねぇ作品である。

是非前作から読んでほしいが、この作品からでも十分楽しめる作品である。

ちなみに、レビューしている私の推しは、
ビクターである。
理由は、読めば分かる。

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