転生令嬢アイリーンは名探偵にされそうです　～事件を解決したらイケメン公爵から溺愛されるようになりました～

伯爵令嬢であるアイリーン・レナードは前世の記憶をもとに、公爵家当主であるエドワード・ホームズを主人公にした推理小説を書いていた。
その小説が大ヒットしたことにより、エドワードは「あらゆる難事件を解決に導いた名探偵」として知られるようになる。

しかし、エドワードは有能でイケメンではあるが推理の才能はまるでなし。
ある日、偶然にもアイリーンと事件現場に居合わせた彼は、あろうことかアイリーンを犯人として糾弾する。
その中で披露されるエドワードの推理があまりに悲惨であったことから、アイリーンは彼の代わりに事件の真犯人を見つけ、解決に導いてしまう。

そのことにより、エドワードはアイリーンに対して、憧れに似た感情を抱くが、一方のアイリーンは推理がポンコツなエドワードにあまり関わりたいと思っていなかっ…続きを読む