まさかの二年後。

 剣道部の顧問だった主人公には、やらなければならない事があった。卒業する数少ない女子部員への色紙に、メッセージを書くと言う、単純なものだった。しかし、剣道部のほとんどが男子だったことが災いしたのか、色紙はいまいちだった。
 そこで主人公はあることを思いつく。
 しかしその思い付きが、あらぬ事態を招いて——。

 ラストの二年後への伏線に、思わずくすり、と笑ってしまいました。

 是非、御一読下さい。