三分に託すのは「スピーチ」――本物の「人間の心」が伝わってきます。
- ★★★ Excellent!!!
「三分以内にやらなければならないこと」というお題で、「幼馴染の結婚式の、友人代表のスピーチ」というセンスに、まずはグッと来させて頂いた拍手を!
そして「三分のスピーチ」を台詞表現によって遺憾なく駆使した、主人公の心情、感情の吐露……本来なら「友人代表のスピーチ」として言うべきではないかもしれないこと、けれどそれが、こんなにも読む者の心を震わせるのは、なぜなのでしょうか。
そこにはきっと、善も悪もなく、本物の「人間の心」があり、だからこそ自分の心にも、文字通り沁み入るのだと思います。
1900文字の物語、主人公が行った「三分のスピーチ」がどのようなものだったのか……是非とも、ご一読をオススメさせて頂きたいです……!