紫煙に浮かぶ幻想の意味するところ

タバコの煙に、個人の嗜好に合わせた広告ホログラムが浮かぶようになった世の中。
このアイデアだけで、とっても面白そうだし幻想的! と、ワクワクしませんか?

冒頭は四元素の話なんか出てきて(お題だから…)、ちょっぴりアカデミックな雰囲気。

でもその後の展開は期待通り(?)低きに流れていき(褒めてる)、ニヤニヤしちゃいます。
現代社会へのぼやきを、シニカルかつコミカルに、面白い作品に仕立てる手腕がお見事です!

肩の力を抜いて楽しむついでに、個人情報が広告業界の餌食になっていることについてちょっぴり考えてしまう、今の世の中で何かと重要視されているらしいタイパ(タイムパフォーマンス)満点の作品ですよ。

お勧めです。ぜひ読んでみてください♪

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