昔、名古屋に転勤してた。
見知らぬ街。
その街は、名古屋の外れ。
寂れた繁華街の名残りみたいなとこだった。
その街には大物ヤクザがいた。
だから、その街では、誰も悪さをしないらしい。
知らない店にフラっと入るのが好きだった。
ザ·一見さんだ。
その日も、見知らぬ店に入った。
カドッコにあったから、角丁という名前だった気がする。
店に入ると、客筋が汚かった。
メニューも見ずに、
生!
と頼むと、
ウチは瓶しかないよと言われた。
仕方なく、ラガーを頼み、名古屋だから手羽先を頼んだ。
そのとき食べた手羽先。
生涯でベスト1 位である。
このお作品に出てくる居酒屋。
間違いなく、常連になる気がする。
それっくらいそそられる。
ぜひ、ご体験を。