白い魔法使いと悪魔の恋
華柏(こはく)
第1話 プロローグ
【ねぇ聞いた?魔法使いの噂!】
【聞いた聞いた!髪が白い魔法使いのことでしょ】
【確かアルコバレーノ魔法学院の講師になったらしいよ】
【へぇ……あの学院の教員になるなんて相当魔力量が高いんだね】
【天才ってやつなのかなぁ】
周りから聞こえるヒソヒソ声。私は天才なんかじゃない。天才だったら私は【家族】と【親友】を失ってなんかない。だから私は天才という言葉を否定する。大丈夫。私は幸せになんかならないから……ううん。なったりしない。
そう思っていた。そんな時私は彼に出会ったんだ。赤い瞳をしたあの彼に。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます