概要
別に、嫌いなわけではない
高校二年生のよーちゃんは、毎日友達のきーちゃんとしゅーちゃんとお弁当を食べる。
だけどよーちゃんは、なぜか少しモヤモヤしてしまう。それは、友達のきーちゃんの癖のせいだった。
だけどよーちゃんは、なぜか少しモヤモヤしてしまう。それは、友達のきーちゃんの癖のせいだった。
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- ★★★ Excellent!!!配慮ばかりではつまらないが、しかし、それでも……
配慮、配慮と世間が言うから、本音を口に出せない世の中になってきていて、それゆえに楽しくないなんてこともあると思う。けれども逆に、まったく配慮のない人間が、まったく悪意なく、友達として振舞っていたらどうか。
実はこういう経験は、ほとんどの人が味わっているように思う。
友達と言う一人の人物ではなくて、社会と言うか意識と言うかもっと大きなものから。
人間として生まれたがゆえに仕方なく持ち合わせてしまった同一帰属性と言うのがその正体のように思う。
本作を読んだとき私の中で想起されたのは、自分が幸せな気持ちでいるときに見た、無関係の人間の身に起こった事故事件災害だった。
ニュースもSNSも悪者では…続きを読む