結構金銭的な負担が大きいです!

うつ病になって困ることは、だいたい前2回で記載したのですが、収入の減少と支出の増加が同時に発生するので、お金の問題も現実には大きな課題になります。


1.医療費が嵩みます

うつ病だけでなく精神疾患の多くは、風邪のように1回の受診等で終わるものではなく、年単位での通院が必要になります。

また、毎日の服薬も必須になります。その結果、シンプルに医療費が嵩みます。私の場合、1回の診察で薬代含めて3,000円程度。状態が落ち着くまで月に2、3回の診察を受けていました。


この点、自立支援医療(精神科通院医療)という制度があり、医師の診断書とともに自治体に提出する申請が通れば、公費での助成を受けることができます(医療費が1/3になります)。ただし、この制度のことを知らない方も多いなという印象です。


また、カウンセリングを受けると、これまたお金がかかります。カウンセリングは完全に自費のため、50分のカウンセリングで数千円かかります。この費用負担が大きく、カウンセリングを受けない人も多いかと思います。


2.収入が減ります

仕事をしている方は休職を余儀なくされるケースも多いため、収入が減ります。

有休消化で対応する場合でも、残業代とか賞与とかは減るでしょうし、人事評価も下がるかもしれません。

私の場合、年収が30%ほど減少しました。固定費はあまり変化しないので、まあ、きついですよね。

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