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いろも かたちも ちがうけどひとりひとりがもっている ジブン
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気付いた時にはそこにいた。自分にしか見えない醜穢なる存在。その不快な塊を見て、気付かされる。あぁ、やっとわかったよ。キミの正体が。
化け物が見える。どうも緑色らしい。確かにそれは、子どもにとっては不思議な代物だった。だが、その正体は、思わぬ形で見えてしまう。誰のせいとか、誰と誰の関係とか。そもそも、そういう問題であるのかどうか。いろいろ、考えさせられます。~ 特に、幼少期の題材で詩を書き続けている私には、重くのしかかるテーマでした。
ひどくやるせない、悲しい色をした物語。あたしだけに見える緑色の化け物が無言で語りかけてくる。
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