星空のもと、終着点を探す旅路の果てに。2人の時間は確かにそこにあった

今にも星々の囁きが聞こえてきそうな、素敵な情景が浮かぶ物語です。
作中に出てくる星座は作者の方もお気に入りだそうで、私も思い入れのある星座のひとつです。田舎で見た夜空を思い出しました。その赤き1等星は、今もそこにあるのか、すでに消えているのか……とても幻想的な世界を作り出しています。

切なくも美しい物語を、ぜひあなたもお手に取ってご覧ください。

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