時間っていうのは、もしかしたら砂糖みたいなものかも知れない

学生時代のキラキラは、当事者にとってはまるで甘くないシュガーレスなモノだったりするのかも知れないけども。

その時代が追憶の彼方に行ってしまったその時に、その時代を懐かしんで心の中のスクリーンに映し出したなら、シュガーレスどころか甘々なものになってしまう。

思い出はいつもスィート。時間はきっとシュガーみたいなもの。

この物語の主人公に近い世代が読んだら、きっとビターな物語。
この物語の主人公の年代が遠い過去に行ってしまった世代が読んだら、きっとスウィートな物語。

いいですよ、この作品。
是非、ご一読を。

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