閑かな部屋。畳の匂い。それが、私にとっての『森』

以下はこの小説を読んで、私の中で見えた風景です。

しじま。カーテンの隙間から差し込んだ陽の光で埃がキラキラと輝いている。それを一人でぼうっと眺める、穏やかで陰のある、閑かな昼下がり。
ここがばあちゃんと過ごした、平和な世界。守りたかった『森』
小さくなってしまったあなたは、尚も美しく、私に寄り添ってくれているようで。

ばあちゃん、いかないでよ……

離れがたかった。

ばあちゃんを、手放すことなど到底できなかった。
そんなこと考えられなかった。 
あってなるものか。

だから呑んだ、あなたを。
私のよりどころのあなたを。

ばあちゃん、あなたの骨の味は、とても優しかった。
染みるような暖かさだった。

ありがとう。
ずっとあなたに支えられた。

そしてこれからもよろしくね、ばあちゃん。

※感想レビューです。作者さん、相応しくなければ編集するので教えて下さい。

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