これこそ読まれるべき作品です
- ★★★ Excellent!!!
読ませて頂きました。驚きました。カクヨムでこれが読めるとは思いませんでした。
デリケートな内容で、中身的には文芸に属するのでしょうが、登場人物とストーリーをうまくアレンジしてカクヨム的なバランスを整えられたことがよく伝わってきます。
それでもpv250なのか…。カクヨムじゃこの手のは厳しいんだなあ…。なのに★143で、やたらアンバランスです。「一部のコアなファンに熱狂的に支持された」ということが分かりますね。
もちろん、カクヨムで上位に入っている作品も面白いですが、こういった、日の当たらない(失礼)良作にちゃんと辿りつけるプロセスが整えられるといいなあ、と思っています。
おそらく既に読まれていると思いますが、津本陽さんの「わが勲のなきがこと」は同じテーマの長編です。飢餓地獄のニューギニア戦線のお話しですね。ラストシーンが唐突で大好きでした。