忘れられない三日間がある。

 主人公の男子高校生は、絶賛古文の現代訳を書き写し中。タブレットでノートを取る時代でも、勉強の面倒くささは変わらないようだ。そんな主人公には幼馴染の少女がいた。いつも主人公を恥ずかしい名前で呼んでくる。
 そんな主人公に春が来る。ある生徒から告白を受けたのだ。連絡を取り合うことにした二人だったが、主人公はスマホを学校に忘れていたことに気付く。スマホを届けてくれたのは、主人公の幼馴染だったが……。

 恋愛の面倒くささは、平安時代に負けず劣らずだった!
 もしかしたら、面倒なことを積み上げて互いを知るのかもしれません。
 作者様ならではの一作です。

 是非、御一読下さい。

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