戦えば最強、恋愛には最弱の男。怖い女との見合いにびびり、代役をたてるが

 時は奈良時代。
 真比登(まひと)は、戦えば最強の男だが、恋愛のほうはからっきしダメ。
 彼には、あるコンプレックスがあるからです。

 そんな彼に見合い話が。
 しかも相手の女は、怖いと評判の豪族の女です。
 彼はびびってしまい、代役をたてることにしますが、後でこれを後悔する羽目に。

 純情で不器用な男と、怖さを鎧にしている優しい女との、恋物語。
 戦闘シーンも圧巻で、思わずうなってしまいます。
 作者さまのしっかりした知識で、奈良時代を満喫しながら、もどかしくも可愛いふたりの恋を、全力で応援したくなりますよ。

 夢中になって読める、素晴らしい作品です。
 私はすっかり、奈良時代言葉にハマってしまっています。

「この作品、みんな読みたいよね?!」
「諾(を)(はい)!」
「めっちゃ面白いと思うよね?!」
「うべなうべな(そうだ、そうだ)!」
 

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