カクヨム同志諸君、我々が分かち合うべき想いはこの詩に全て託されている

那智風太郎『プレゼント』企画 最優秀作品

冒頭から謎解きのように続く語り口はやがて誰かに宛てたメッセージとなっていく。
そしてそれが他ならぬ自分への言葉であると気が付いた時、あなたは感動に胸を振るわせることになるだろう。

名も知らず、素性も知れず、どこにいるか知れないその人たちと我々は今日もメッセージを交わし続ける。

それこそが極上の贈り物であることを知っているから。

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