瓶ビール片手に気儘なショートトリップ、寝苦しい真夏の夜を吹き飛ばそう!

『真夏・夜』企画 優秀作品
 
 大胆かつ軽妙なリズムで綴られていく詩文。
 ひとつひとつのセンテンスに勢いがあり、同時に短いながらも主人公の意思や感情を上手く表しているのでスピード感のある情景を素直に思い浮かべることができます。
 
 ジンワリ蒸し暑さの残る真夏の夜。
 冷房の効いた部屋でのんびり過ごすのも良いけれど、こんな風にふらり街に出て気ままにブラつくのも悪くないかも、ですね。

 とにかく暑い夏にはもってこい。
 ひとときの爽快さを与えてくれる作品でした。