どなたでもいいです。どうか見つけてあげてください、少年が落としたものを

夜の帷、暗闇の街、必死に何かを探している幼い少年。
こんな時間にひとりぼっちで。親は何をしているのか。
それにしても彼は何を探しているのだろう。
落としたものとはいったい何なのか?
それほどまでに大事なものなのか?

そんな不審と疑問が結びつくたったひとつの答え。

切なくて胸が痛くなる。そんな作品です。