繊細な描写で紡がれる新たなる神話

崩壊した文明を行く一人の少年。
彼は滅んだ世界の地図を作成しています。
しかし、おそらく彼は本当は地図が作りたいのではなく別の望みがあり、しかし自分でもそれが分からず、どうしたらいいかと心が迷っているのではないでしょうか。

大切なものを失い、一人生き残り、しかし死人のように彷徨い歩く少年は巫の少女と出会い再び歩き出します。
この物語の結末は滅びなのか再生なのか、少年の歩みの先をぜひ見届けられればと思います。

和風テイストの本格ダークファンタジーです!ぜひぜひオススメ致します!

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