概要
そして誰もいなくなった × 首切り殺人。 ミステリ史上最恐の難事件。
【第45回横溝正史ミステリ&ホラー大賞】
とある年の9月10日。
溝野望実は総勢七名で、絶海の孤島・神々島を訪れた。彼女たちはそこに建っている館、「神嵐館」で時を過ごすこととなる。
到着してすぐ、超大型で猛烈な台風が島を襲う。島は完全に隔離され、脱出も侵入も不可能となる。
まもなく、1人が死体となって発見された。
だがそれは、凄絶な連続殺人の序章にすぎなかった……。
次から次へと殺害される被害者たち。
そして――誰もいなくなった。
神嵐館の見取り図は↓
https://kakuyomu.jp/users/kouyadoufu999/news/16817330667606089076
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時は変わって、9月12日早朝。
海上保安庁に一件の通
とある年の9月10日。
溝野望実は総勢七名で、絶海の孤島・神々島を訪れた。彼女たちはそこに建っている館、「神嵐館」で時を過ごすこととなる。
到着してすぐ、超大型で猛烈な台風が島を襲う。島は完全に隔離され、脱出も侵入も不可能となる。
まもなく、1人が死体となって発見された。
だがそれは、凄絶な連続殺人の序章にすぎなかった……。
次から次へと殺害される被害者たち。
そして――誰もいなくなった。
神嵐館の見取り図は↓
https://kakuyomu.jp/users/kouyadoufu999/news/16817330667606089076
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時は変わって、9月12日早朝。
海上保安庁に一件の通
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!壮大で緻密なストーリーと、ミステリへの情熱にあふれた孤島ミステリー‼
【読了後の感想です】
若き才能がその情熱のすべてを注ぎ込んだ作品。
月並みではありますが、そんな表現がこの作品にはぴったりだと思います。
あらゆるミステリの要素を詰め込んで、なおかつそれらが分離することなく絶妙に絡み合って、ひとつの大きな犯罪絵巻を描いています。
大胆な物理トリックが目を引きますが、それだけに支えられた脆弱な作品ではありません。
ミステリのあらゆるテクニックを駆使して、大技小技を惜しげもなく繰り出しながら、読者を大いに楽しませてくれます。
まさに鬼気迫る力作であり、144,153文字で構築された作者の不敵な挑戦を受けてみてはいかかでしょうか。
といっ…続きを読む