ここまでにいったい何度泣かされたことか。
涙の種類もいろいろあります。
嬉しいから泣く。悲しいから泣く。感動したから泣く。あらゆる涙が詰まっている気がします。本当に素敵な物語です。
とにかく第一章の25話はもうだめでした。
読み始めからだいたい予想できていたために覚悟はしていましたが、ハンカチずぶ濡れで、最後のシーンでは涙が止まりませんでした。
ウェブの小説を読んで、こんなに泣かされるとは思いませんでした。
二人の恋は第一章を終えてひとまずの結末を迎えました。
今は第二章の中盤あたりなのかな。
成長した中でどういう物語が描かれていくのか。
まだまだ想像はつかないのですが、しっかり最後まで見届けていきたいです。
二人の恋を中心にしていますが、それを支える人たち、両親、医師、友人、教師など、みんなが本当に素晴らしいんです。
そういった人たちもごまかすことなくしっかり描きこまれていて、心理描写も情景描写も本当に巧みです。まさに文芸作品ですね。
ところで作者様、お姉さん、涙もろくて大変です。どうしてくれるんですか!
皆さんもハンカチを用意して、是非とも読んでください!
私は恋愛物の作品をあまり嗜みませんが、この作品はそんな私ですら時間を忘れてのめり込んでしまいました。
作者様の表現力の高さには毎度のこと頭が上がりませんが、本作は「臨場感」という一点において、現在世の中に排出されている多くの小説にも引けを取らない魅力があります。
今を生きる少年少女たちの想い、そして彼らがもし“そのような”場面に出くわしたらどのような行動に出るのか。すべてが納得できるリアルさには、思わず彼らに感情移入してしまいます。
内容に関してはここで紹介することはできません。
皆さんもどうぞ手に取って、彼らの行く末を見守ってみてください。
最初にこの作品に惹かれたのは桜の花弁が舞うような美しい題名でした。
二人が出会ったのが「病院」で、入院中の少女と通院中の少年のお話です。
中学生の織斗(おりと)は初めて優季奈を見た時「天使が、いた」と言ってしまった。
二人の境遇が似ていて同じような悩みを抱えていた。
少しずつ二人の距離は縮まっていく純粋で真っ直ぐ。淡い恋。
けれど非常な出来事が二人を待っていた。
爽やかで繊細な心の機微、情景描写に引き込まれ、
第一話で織斗が灰色の心になってしまいましたが、
再び心は彩られるのか、まだ途中ですが見守りたいです。
あと、二人の親の気持ちも泣けます(><)💦
ハンカチも用意してくださいね。オススメします✨
1章が終わりとても切ない気持ちになりました……。
本当に心理描写が巧すぎて、物語にのめり込んでしまいます。
本人達だけでなく、周りの大人の行動や気持ちに現実味があり、ついついのめり込んでしまう、久しぶりに読むのに集中しすぎてしまう物語に出会いました(*´ω`*)
自分の性格上、おちゃらけてしまうのと、読むのに集中しすぎて、あまりコメントは残せませんでしたが、毎話ほんわかしたり、にこにこしたり、切なくなったり、感情移入をしてしまう物語です。
1章は切ないお話で終わりましたが、あらすじを見ると、2章では新たな出会いと運命が待っているようなので、期待を胸に続きを楽しみにしております(〃ω〃)
まだ読んでいない方には、是非読んでいただきたい物語です!!
※ネタバレ無しを意識して書いたので、内容がふわっとしていてすみません(^_^;)
胸キュンな純愛ものです。
文芸調の文章で美しく、心理描写や情景描写に長けていますね。
小難しいところもなく、ウェブ小説として読みやすくなっています。改行もなく文字びっしりかと思っていたら、いい具合に裏切られました。
何よりも登場するメインの二人がとてもいい子なんです。ちょっといい子すぎるぐらいですが、とても好感度が高いです。
二人を取り巻く大人たちもまた魅力ですね。
純愛ものって、男女の物語をメインで綴って、その周囲はあえて省略というパターンが多いですが、その辺もしっかり描かれていて、ああいいなあと思いました。
作者さん曰く、ここからの一週間が前半最大の山場とのこと。今を逃す手はないでしょう。
多くの方にぜひ手に取ってほしいです。
純愛もの、ピュアな恋愛ものを読みたい方には最高の一作になると思います。
純愛とは何か。
純粋な、愛。
ひたすらな、愛情。
あなたには、それがわかりますか。
あなたが作家なら、それが書けますか。
ここにあるのは、純愛、そのもの。
「私もね、君と同じ、十三歳なんだ。四月になったらすぐに十四歳になるんだよ。だから、私の方がお姉さんだね」
病院に入院中のヒロインと、ある事情から病院通いを続ける主人公は、ある日、病院で出会います。
ヒロインと主人公は、今どき珍しい、というくらい、品行方正な二人。
心が清らかです。
(それは、お互いの両親が、愛情を持ってしっかり子供を見守ってくれているから。)
ヒロインと主人公は、お互いを、まっすぐ見つめます。
ゆっくり心を通わせでいく様子は、ムズムズきゅんきゅんします。
優しい甘さに満ち───。
ヒロインが見せてくれる天使の微笑みは、まるで、一枚の絵画のよう。
ここには、純愛があります。
さて。現在は、ムズムズきゅん、の展開ですが、それだけではない、この後、大きく物語が動く予感がします。
この作者さまは、ストーリーテラー。語を紡ぐ構成力もずば抜けてらっしゃるからです。
ぜひ、リアルタイムでこの連載を追いかけていただきたいです。
市中には多くの小説作品があり、ジャンルも細分化されており、私たちは自分の好みに合った小説を選択し、同時に読んでいます。
そのため、いつの間にか小説を作品やジャンル、そして好み程度にしか考えなくなったのかもしれません。
そのような時流的状況の中で、この小説作品に接した私は個人的に小説という作品が文字を使った芸術、つまり文学的芸術によって誕生することになるという事実を改めて悟るきっかけになりました。
小説の中で登場人物の観点と全知的作者としての視点が絶妙にバランスをとっているという側面もまた、この小説の魅力を浮き彫りにすると思います。
良い作品を作成している作者に感謝の気持ちを伝えながら、この小説を読者の皆様に自信を持ってお勧めしたいと思います。
この物語をあえて一言で表すならば、思春期の少年と少女の恋心を主軸とした人間ドラマですね。
二人の感情の動きが繊細で美しく描かれており、とても愛おしく思えます。
お話が病室から始まることや、空気の流れすらも感じるような描写力の高さも相まって、物語全体に「神秘性」や「儚さ」が漂っています。
これが前述の美しさや愛おしさをさらに引き立て、作品世界全体を非常に「尊い」ものへと昇華させております。
また、主要となる二人以外にも好印象な人物が多いことも魅力です。
私が特に心を打たれたのは、主人公の母親ですね。
彼女の内に秘めた強さや我が子への愛が垣間見えたとき、私は大きな感銘を受け、非常に心を動かされました。
主人公に感情移入するも良し、母親たちに共感するも良し、物語の世界観に想いを巡らせるも良しと、まさに万人向けの名作です。
とてもオススメの物語ですので、皆様も是非ご一緒に。
物語でした!
まさにあらすじをなぞる形の流れで展開されていくまだ幼いと言っても差し支えない二人の物語。
あらすじや1話で先を知っているからこそ、2話以降の二人の時間の尊さを噛みしめてしまいます。
さらに表現描写と間の使い方がとても見事であり、先の理由も相まって他の作品と同じように読んでいるにも関わらず、物語の時間がとてもゆっくり流れるように感じます。
病弱でありながらも純真で真っすぐな主人公の言葉にハラハラすることもあり、真っ直ぐだからこそ染み入ることもあるんだと痛感させられました!
二人の置かれた境遇と心境のゆらぎが見事に描かれることで強烈に印象に残るわけですが、その先を思うと胸が苦しくなることも事実です。
先が気になるとはまさにこのような物語を指していると思います!
そんな主人公の灰色の軌跡が再び色づくことを願いたくなる素敵な作品。ぜひみなさんもご覧になってみてはいかがでしょうか?