切なくて、辛くなる。なのに、なぜ? この運命を、見届けずにはいられない

重苦しくも、暗い宿業を背負う少年少女の互いに対する思いがどのような物語の結末を紡ぐのか。
一途な純愛、過酷な運命。
この物語には、このような使い古された言葉では表現しきれない何かがある。

作者の丁寧な描写と物語を紡ぐ力が、読む人を作品の世界にぐいぐいと引き込んでしまうこと請け合いです。

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