毎日、数話ずつ読み進めています。短編集ならではのお手軽さが良くて、仕事と仕事の合間のリフレッシュに最適です。ファンタジー小説を書く方は、中世の世界観の勉強にもなりますし、私なんかはこれ一話読んだらプロットひとつ書けるくらいに良い着想を貰えてますよ。スキマ時間の読書に、とってもおすすめです。
オムニバス形式で、毎回死んで転生するところからスタートしますが、行先はリアルな地球の過去。そこで主人公がいろいろ体験するわけですが、そこに在るのはリアルな歴史。実際の中世がどういう世界だったのかが赤裸々に描かれてます。リアルな中世の世界観を手軽に知りたい方はぜひ。作者の知識の深さにも脱帽します。非常に読みやすく軽妙な文章であることもあって、気付いたら大量に読んでいることもよくありますので、時間には気を付けて……(笑)
さあて、まず初めに感じたこと!あれ?死ぬのって当たり前でしたっけ??笑当たり前のように死んでは転生し、ロクでもない最期を迎える主人公の姿に読んでる側も、あれ?これは普通のことか?と疑問に感じるでしょう笑しかし、この作品を読むと、歴史もわかることができます!まずは、読んでみましょう!!
最早ドリフのコントの様に毎回死んでは転生し、ロクでもない最期を迎える主人公君。マニアックなネタでヒドい目に遭い続ける主人公をネタに歴史が学べる?楽しい小説です。
世界史上のIFをコミカルに、そして意外な視点で見せてくれるお話です。歴史好きにはたまらないお話になる事請け合いでしょう。結局どう転んでも、今の世界自体は大きく変わらないのかもです。所詮人間がやる事なので…。
オムニバス形式の物語で、尚且つ中世ヨーロッパの異世界転生モノは個人的に新鮮でした。当時の色んな国や地域の事情が垣間見れて、物語を楽しみつつ勉強にもなるのでいいですね。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(64文字)