病弱な少女は、天使の微笑み。清らかな、純愛。

純愛とは何か。
純粋な、愛。
ひたすらな、愛情。

あなたには、それがわかりますか。

あなたが作家なら、それが書けますか。

ここにあるのは、純愛、そのもの。


「私もね、君と同じ、十三歳なんだ。四月になったらすぐに十四歳になるんだよ。だから、私の方がお姉さんだね」
病院に入院中のヒロインと、ある事情から病院通いを続ける主人公は、ある日、病院で出会います。

ヒロインと主人公は、今どき珍しい、というくらい、品行方正な二人。
心が清らかです。
(それは、お互いの両親が、愛情を持ってしっかり子供を見守ってくれているから。)

ヒロインと主人公は、お互いを、まっすぐ見つめます。
ゆっくり心を通わせでいく様子は、ムズムズきゅんきゅんします。
優しい甘さに満ち───。
ヒロインが見せてくれる天使の微笑みは、まるで、一枚の絵画のよう。

ここには、純愛があります。

さて。現在は、ムズムズきゅん、の展開ですが、それだけではない、この後、大きく物語が動く予感がします。
この作者さまは、ストーリーテラー。語を紡ぐ構成力もずば抜けてらっしゃるからです。
ぜひ、リアルタイムでこの連載を追いかけていただきたいです。

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