概要
「僕以外の人間には価値なんてないからね、君にもだよ」「……うん???」
政略結婚×異世界転移ファンタジー!!
母の強制で、見合いをすることになった高校二年生の芽依。そこにやってきたのは、クラスの人気者・瀬央だった。
『誰にでも平等で優しい』はずの瀬央は、見合い相手である芽依に向かって言い放つ。
「結婚相手は誰でもいいんだよ。だって僕以外の人間は等しく無価値だからね」
芽依はずっと、母親の人形だった。だからその言葉は――救いだった。
そして、夢を見る。
結婚パレードの馬車。ウェディングドレスを着せられて馬車に揺られる芽依。となりには、タキシード姿の瀬央。
パレードの終点、辿り着いた王城で、二人は願われる。
「星の力を集めて、崩壊しつつあるこの世界をどうか救ってほしい」と。
まるで小説かゲームのような展開だったが、それがただの夢ではないことを、芽依は翌日に知る。
母の強制で、見合いをすることになった高校二年生の芽依。そこにやってきたのは、クラスの人気者・瀬央だった。
『誰にでも平等で優しい』はずの瀬央は、見合い相手である芽依に向かって言い放つ。
「結婚相手は誰でもいいんだよ。だって僕以外の人間は等しく無価値だからね」
芽依はずっと、母親の人形だった。だからその言葉は――救いだった。
そして、夢を見る。
結婚パレードの馬車。ウェディングドレスを着せられて馬車に揺られる芽依。となりには、タキシード姿の瀬央。
パレードの終点、辿り着いた王城で、二人は願われる。
「星の力を集めて、崩壊しつつあるこの世界をどうか救ってほしい」と。
まるで小説かゲームのような展開だったが、それがただの夢ではないことを、芽依は翌日に知る。
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