「ファッションの国イタリア」の基礎作った芸術をこよなく愛す女性の物語!

6話までしか読めていませんが、最後まで絶対に読むと強い決意を持っている小説です。それくらい、私は、この小説が好きです。

えっと、まず最初に言っておかないといけないのですが、モナ・リザのモデルの候補は複数存在していまして、これはその説の中の1つイザベラ・デステの物語です。イザベラ・デステは「世界一のファーストレディ」と言われた女性でして、若年で侯位を継承したフェデリーコ2世の摂政としてマントヴァを統治した偉人でもあります。

正直、本文を読んで欲しいのでこれ以上のネタバレはしません。だってイザベラ・デステは日本では無名の人ですが、一人の女性としては、本当に素晴らしい女性で、ファッションの国イタリアの基礎を築いたといっていいくらいの女性なのですから‥‥。

ただ本文は、ちょっと硬いのでラノベとかメインの人にはきついかもしれないです。でも一般文芸を読む人なら是非読んで欲しいですし、イザベラ・デステを知って欲しいです。ほんと、この人、偉人なんですから!

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