たしかな描写に支えられた戦闘

から始まる王女様の物語です!王女様だと破天荒なタイプが多いのですが、この堂々とした振る舞いこそ王女に相応しいとさえ感じました!

含みを持たせた展開でありながらも、随所の描写からどれだけこの王女様が愛されているかが伝わってくる様子は見ていてとても頬が緩んでしまいます!
ならば王様が・・・と考えるものですが、王様との関係もとても素晴らしいものという素敵な流れ。

個人的に王様の妻に似ているという設定がとても妙手に感じられます!そういう面影というものは意識しないということは不可能!よって甘くなってしまうというとても素敵な説得力をもっていました!
作中では地味、という表現がなされている黒のコーデと黒バラ。ですが、正直なところ読み進めるうちにこれしかない!と思えるほどに似合っていると思えてきます!

堂々とした振る舞いがここまで様になる王女は滅多に見ることができません!
ぜひともみなさんも王女様のホネ好きを鑑賞しにいかれてみてはどうでしょうか?

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