魅惑的な美少女でありながらシリアスギャグがつい刺さる王道ファンタジー!

本作は、設定の確かな王道異世界を舞台にしたファンタジーです。

先ず、帝国が統べる王国のできごとから始まります。

主人公アスカ・テバレス王女は、黒ばらと二つ名があるようです。

脱いだら可愛いのにと私は思う程、ぬばたまの黒好きです。

うちのリアル家族もそこまで黒が好きかと思う程統一しているので、きっと本人の拘りは崩し難そうです。

各所で色を意識して描写がされている所も特徴的でした。

ダンジョンは作者様もお好きな所ですね。

颯爽と地竜に乗って出た場面では、絵になると思いました。

見えないけれども、砂埃や陽射し、乗って揺れる様も想像できます。

本作では早目に凱旋して来ました。

多分、お土産を早くお連れしたかったのでしょう。

父に対して、恩を返したい気持ちを察せられました。

アスカの趣味は、その記述はないけれども黒魔術的で、ホネ愛に仰天しました。

アスカは途中、ナイスな出会いがあり、ホネまで愛してと言うよりホネを愛してお持ち帰りです。

アスカの側で働く者が、骨格標本を持ち出したときは、作者様の筆のノリを感じました。

私はシリアスギャグが好きです。

あざといアスカさん、応援していますよ。

イケメンの定義を学べます。

是非、ご一読ください。

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