概要
虐げられた少女は、最強軍人に溺愛され、家族を見返す
退魔師の家系であるにも関わらず、術を使用できないため、一族から虐げられていたトモエ。おまけに霊力が体内で暴走し、体は常にぼろぼろ。このまま死んでしまうのかと何もかもに絶望していた時、最年少で大尉にまで上り詰めた鬼道家の次期当主・冬夜に、結婚を申し込まれる。
高額の結納金と引き換えに、冬夜はある条件を提示する。それは冬夜の妻となり、トモエの霊力を冬夜に渡すこと。トモエの霊力を、体に触れることで冬夜は自身の力に変えることができるのだという。鬼神とまで恐れられる冬夜は、噂によると冷酷無慈悲で花嫁候補が皆逃げ出したのだとか。これはトモエの力と血筋を目的とした、愛のない契約結婚。そう思っていたのに、トモエを待っていたのは、溢れるほどに愛を注がれる、幸福な日々だった。最初はすれ違っていた二人だが、唇を重
高額の結納金と引き換えに、冬夜はある条件を提示する。それは冬夜の妻となり、トモエの霊力を冬夜に渡すこと。トモエの霊力を、体に触れることで冬夜は自身の力に変えることができるのだという。鬼神とまで恐れられる冬夜は、噂によると冷酷無慈悲で花嫁候補が皆逃げ出したのだとか。これはトモエの力と血筋を目的とした、愛のない契約結婚。そう思っていたのに、トモエを待っていたのは、溢れるほどに愛を注がれる、幸福な日々だった。最初はすれ違っていた二人だが、唇を重
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?