概要
偏った恋愛感情が向かう先はどこなのか
主人公の「私」(熊野 日向)は小学生の頃から親の付き合いで仲良くしている波原 浩次と中学二年生の進級とともに同じクラスになってしまった。親の付き合いということで仲良くはしていたが、特段波原とは親しくはなかった。また、同じクラスには桑岸 優華という女子生徒がいた。たまたま「私」は同じ吹奏楽部で同じパートを桑岸と担当していたため知り合いではあったが、あまり話すこともなく親しみが持てないと思っていため距離を置いていた。そんなある日「私」は小学校のころからの友人である栗村 真紀から波原と桑岸が相思相愛だという噂を耳にする。次の日の部活動で桑岸から波原について質問された「私」は噂が事実だと確信する。桑岸の話の中に波原と親しい人達のみで構成されているSNSグループがあると知った「私」は、波原がSNSをや
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