率直に言いまして、下ネタを楽しむ作品です(本当にそのままの意味です)
- ★★★ Excellent!!!
下ネタ作品です。しかも変化球で下ネタを楽しむ作品です。変質的に言葉遊びを楽しむ下ネタといってもいいでしょう。
なぜこんな下ネタというキーワードがたくさん出てきたかと言いますと、こちらの作者さん、ファンタジア文庫の新人賞を受賞してプロになった人なんですけど、その作品が下ネタ満載の作品だったんですね(ライジン×ライジンといって、私はこの作品が好きでした)
あれから結構な月日が流れたんですけど、まったくパワーダウンせずにこの作品で下ネタを連発しているわけです。
一人の読者として感動しました。あぁ、個性っていうのは衰えないんだなって。
もちろんプロの作家さんですから文章が読みやすいおかげで、下ネタをちゃんとネタとして楽しめるというのもありますね。
ファンレター風の前書きが終わったので、肝心の内容に入ります。
きらら系みたいな、女の子たちで織りなす日常系物語ですね。ただし下ネタワードがたくさん出てきますが。
エロいというより、ギャグ寄りの下品さというんでしょうか。
作品説明にも書いてあるんですが、一話完結で、かつ会話劇を楽しむものなので、シナリオを楽しむというより、その場の勢いで楽しむ感じです。
だから肩肘張らずにですね、さらっと勢いで読んでみましょう。
スマートフォンで隙間時間に読むのもいいかもしれません。
全国にいる下ネタ好きに届くと良いなぁ、と私は思います。
具体的にいうと「【チョコ】の真ん中を伏字にするんじゃねぇぞ」というフレーズで笑ってしまったあなたです。