これは、お嬢様学園の文芸同好会(エロ研究部)のお話。
部員は、オタク文化に造詣の深い残念な美少女ルナ、運動神経抜群でスタイルの良いカヲリ、官能小説が好きな清楚な文学少女すみれ、コスプレが趣味のお嬢さま花子。
そこに女子力の死んだ顧問の黎先生も加わり、楽しい会話が繰り広げられます。
下ネタといっても変ないやらしさはなく、毎回意表を突いた面白さで笑わせてくれます。
「バカだなあ」と思いながら読んでいるうちに、どんどん彼女たちが可愛く思えてくるから不思議。
題名で引いてる女性がいたら(自分がそうだったので)ぜひ読んでみて欲しい楽しいお話です。
きっと日頃のうっぷんを吹き飛ばしてくれるはずです!
僕はこの物語を読んで、圧倒された。
タイトルを読んだ時は流石のセンスだと思いました。そしてネタバレにならず内容をお伝えするなら、「エ〇のわんこそば」です(笑)。どんどん来ます。
あっ、今、皆様が想像されている内容は多分間違いです(笑)。
さて、僕が何故こちらの物語に圧倒されたかと言うと、それは「漲る圧倒的パワー」があるからです。ラノベにおいて個性的キャラとか独特の世界観とか絶妙なセリフとかきらりセンスが光る言い回しだとか、それらの「当然で必然」の装備を越えて、僕にはこちらの物語から「迸り漲る圧倒的パワー」を感じました。
それって、とても大切なんです。
多くの物語を創作される方は、知性と教養、分析力とオリジナリティ、大胆さと繊細さ、確固たる自信と苦悩、など色々なモノを持ち、ご自身の武器を研ぎ澄まし世界を切り開きます。でもね、一番初心で忘れてはならないのが、「情熱」です。
下手であろうと上手であろうと、とにかくあらん限りの情熱という熱量を全力で込めて書いてやっと「普通」です。その先に創作者として自分の領域を解放させるという境地があって、そこに到達している人からは、この「迸り漲る圧倒的パワー」をドーンと感じさせるのです。
だから、僕は圧倒されました。
稚拙な作家もどきでしかない私ですが、「すごい」って感じる感性は装備されてるつもりです。
お勧め致します。
前置きは終りです。「さぁ、みんな僕とエ〇トークをしようぜ!」(’えっ、ここまでが台無し?)。ふふふ、まぁ、そう言わないで、どうぞお楽しみあれ。
皆様、宜しくお願い致します( ;∀;)
えーと、どうレビューしたもんかこの作品(ぉぃ
あ、ほら。一昔前にはエロや下ネタを使った漫画とかあったじゃないですか。
嫁さんが最強なジャングルの王者さんとか、もっこりの天敵が100tハンマーな掃除屋さんとか、背の低いヤンキーがハッタリだけで日本一のヤンキーになる保護色爬虫類とか。
そんなノリを、見目麗しい女子高生たちがガンガンやっちゃってますw
いやもうここまで突っ走られると爽快な笑いを引っ張り出されます。下ネタのマシンガンが美少女の口から次々に発射されるその文章に、もう失笑と爆笑と笑いしか出てきません……ノリがコテコテのオヤジギャル(ド死語)なのがまた良いのです。
女の子に幻想を抱いてる方のハートをブレイクしまくる笑いの世界、ちょっと覗いてみて下さい。
下ネタ作品です。しかも変化球で下ネタを楽しむ作品です。変質的に言葉遊びを楽しむ下ネタといってもいいでしょう。
なぜこんな下ネタというキーワードがたくさん出てきたかと言いますと、こちらの作者さん、ファンタジア文庫の新人賞を受賞してプロになった人なんですけど、その作品が下ネタ満載の作品だったんですね(ライジン×ライジンといって、私はこの作品が好きでした)
あれから結構な月日が流れたんですけど、まったくパワーダウンせずにこの作品で下ネタを連発しているわけです。
一人の読者として感動しました。あぁ、個性っていうのは衰えないんだなって。
もちろんプロの作家さんですから文章が読みやすいおかげで、下ネタをちゃんとネタとして楽しめるというのもありますね。
ファンレター風の前書きが終わったので、肝心の内容に入ります。
きらら系みたいな、女の子たちで織りなす日常系物語ですね。ただし下ネタワードがたくさん出てきますが。
エロいというより、ギャグ寄りの下品さというんでしょうか。
作品説明にも書いてあるんですが、一話完結で、かつ会話劇を楽しむものなので、シナリオを楽しむというより、その場の勢いで楽しむ感じです。
だから肩肘張らずにですね、さらっと勢いで読んでみましょう。
スマートフォンで隙間時間に読むのもいいかもしれません。
全国にいる下ネタ好きに届くと良いなぁ、と私は思います。
具体的にいうと「【チョコ】の真ん中を伏字にするんじゃねぇぞ」というフレーズで笑ってしまったあなたです。