創作へ取り組む姿勢

 この記事を書いている現在、投稿した新作はフォロー1226、★358を達成しました。応援して下さった皆様、ありがとうございました。


 今までは、実績もない底辺作者の戯言みたいなものだったので、説得力に欠けていた部分もあったかと思います。ですので、できる限り論理的に説得力を持たせられるように、記事を書くよう意識してきました。


 今回の挑戦についてはお世辞にも大成功だったとは言えませんが、ド底辺だった私としては、十分な結果を残せたのではないかと思っています。これで少しは、自説が正しいことを証明できたのかなとも。


 とはいえ、これはゴールではありません。次の目標は★1000、もし達成できた場合は更に上を目指します。


 今回、少しですが実績を残せたということで、底辺時代から私が心がけている、心構えのようなものをお話したいと思います。これはあくまで私の考え、私の信じる道なので、話半分で聞いてくださいね。


 さて。


 私は今まで、ずっと底辺を自称してきましたが、底辺であることを恥じたことは一度もありません。それは私の創作論をここまで読み進めて頂いた方になら、伝わっているのではないでしょうか。


 では、なぜ底辺であることを恥じたことがないのか?


 それは「底辺であること」が事実だからです。

 事実を事実のまま、自分の実力不足をありのままに受け入れているから、恥ずかしいという感情は湧きあがってきません。別の言い方をすると、底辺であることに劣等感を抱いていないから、となりますか。


 劣等感は厄介なものです。これが絡むと、人は卑屈になり、成功者に嫉妬し、そして攻撃的になる。


 誰もがご存知だとは思いますが、嫉妬ほど見苦しいものはありません。

 が、それ以上に厄介なのは自分の成長を阻害してしまうという点にあります。


 例えば、

 ①評価を貰えないのは自分の実力が足りないせいだ。だから評価をしてもらえるように頑張ろう。

 ②評価を貰えないのは読者が馬鹿だからだ。読解力もない奴らには、中身のないランキング作品がお似合いさ。


 という二つの考え方があった場合、①の人はどこが悪かったのかを考え、次の試行錯誤に活かすことができます。対して②の人は、自分は悪くないんだと考えているので、そもそも試行錯誤を行いません。


 つまり、目指すべきは①の精神状態である、というのが私の持論です。実際、私はそのように考えるように努めています。


 例えば、PVが増えない、ブラバされる、フォローがつかない、フォローが剥がれる、評価(★)を貰えない。これらはすべて自分の責任によるもの。自分自身の実力不足が原因であると考えています。


 では、どうすれば改善できるのか? 実力不足を補えるのか?


 そのアプローチこそが、この創作論そのものです。

 PVを増やすためにはタイトル&キャッチコピーが大事だよ。次に集客に成功したら、せっかくのお客様を逃がさないように、序盤で見せ場を作って引き留めるよ。そして引き留めることに成功したら、フォローがつくようになりました。


 腐ることなく、必要なことを淡々とやり続けた。その結果が、今です。

 信じられますか? 「底辺の定義とは」を書いた時点で、私の作品フォローは19だったんですよ。それが60倍になった。


 私は以前、「底辺の定義とは」の記事で言いました。


「努力すれば必ず底辺は卒業できる!」


 と。底辺の定義が曖昧なのでアレですが、そろそろ卒業しても良い頃合いなのかなと思っています。


 もちろん、私などまだまだです。上には上がたくさんいます。

 ここで満足していてはいけません。


 ですが、これから先もやることは変わりません。


 ――劣等感を抱くことがないように注意しながら、試行錯誤を繰り返す。





 しかし残念なことに、中には劣等感をこじらせて無差別に他人を攻撃しだす人が、極稀にいます。心の中で思っているだけならいいですが、口に出すようなことがあれば、自身の評価を貶めることになるでしょう。


 とはいえ。


 はっきり言って、劣等感を完全に捨て去ることは極めて難しいです。


 ですが、その第一歩は自分の非を認めることにあると私は考えています。自分の欠点をありのままに受け入れること。これができれば、劣等感は自ずと消えていく。


 そうすれば、人を傷つけるような真似をする必要もなくなり、楽しいカクヨムライフを送れるようになるのではないでしょうか。


 ※この創作論を読まれている方の中に、無差別に人を傷つけるような真似をしている人はいないと信じています。

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【PVを増やすために底辺が足掻く】カクヨム新参者の底辺作者がPVの低さに絶望し、それでもカクヨムを使っていこうと決めた理由 火乃玉 @hinotama

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