ソラ駆ける綺羅星

2020年のある日、人類はみな大空を見上げた。
＿＿＿絶望を目に。


時は2054年、34年前に襲来した空からの侵略者、もとい『スカイ』との戦争を経て平和と安寧に包まれていた。
主人公の峰 翔(みね かける)は現在進路に悩む高校2年生。恵まれた肉体からこれまで陸上部として活躍してきたものの、それだけで生活するのは難しく、しかして自分のやりたいことの見つからない日々を送っていた。
進級を前にした春休み。幼なじみら3人と海へ行った。
そこで『スカイ』の襲来に巻き込まれてしまう。
命の危機に陥る彼らを救ったのは『制空隊』のエース、綺羅 奏斗(きら かなと)であった。
翔は空に輝く期待の光に魅入られ、己の夢を決める。

駆け上がるはソラへの階段。
世界を巻き込んで輝く星と成る。