雪と氷が覆う職人の村で紡がれる、温かい夫婦の物語。

主人公であるライサはある事情から魔法具職人の村に嫁入りのために訪れる。
そこで出会ったザックと夫婦となり、二人三脚で魔法具職人としての生活を始め、様々な人と交流をしながら成長、変化していく物語。

生い立ちから他人に対してどこか一歩引いたようなライサがザックの優しさや包容力、村の人々との交流で少しずつ変わっていくような描写は読んでいてほんのり温かく感じます。

すれ違いからの問題や危機も発生しますが、最後まで読むと「良かった」と思える素敵な作品です。

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