「普通」とは、を深く考えさせられる一冊。

前作から時間が経過し、社会人になった川野くんの視点から語られます。

本作を通して、普段何気なく口にしている「普通」という言葉の重さと、その線引きについて考えさせられました。
その上で、あえて「普通ではない」と言わせていただきますが、そんな彼らが紡いでいく物語の顛末をぜひ読んでいただければと思います。

静かな文章、胸に響く心理描写、美味しそうなご飯(の描写)の数々を堪能してください。

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