知らない人でも楽しめる、丁寧に書かれた小説です。レースの魅力を体感したようで、ちょっとしびれます。とにかく手に取って読んでみてください。おすすめします。
本作は技術――特にモータースポーツという、ある意味近現代のテクノロジーの精髄を軸に、「架空」の、それでいて「あってもおかしくない」歴史舞台の中で、ストーリーが進行していきます。歴史小説や架空歴史小…続きを読む
物心ついた頃からの乗り物オタクが80年代終わり頃からのF1ブームに乗せられてレースの世界を知り、その後に高齋正氏の作品群に触れて「レースマシンを作り上げ機能させるためには、どれだけの知恵と工夫と労…続きを読む
フォーミュラカーレース、モータースポーツ……そのジャンルについて、お恥ずかしい話ですが、私はほとんど知識がありません。 でも、この作品は読めてしまう……それがどういうことなのか、「そのジャンルに…続きを読む
よくある「あの時あの人物がこう決断していたら」とか「(転生などで)未来の知識を持ち込んで行動したら」といったものではなく、その時代に合った技術・時代背景を基に「こんなアプローチでモータースポーツに参…続きを読む
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