こういう架空歴史小説があったとは――

本作は技術――特にモータースポーツという、ある意味近現代のテクノロジーの精髄を軸に、「架空」の、それでいて「あってもおかしくない」歴史舞台の中で、ストーリーが進行していきます。
歴史小説や架空歴史小説はいわゆる戦いや内政が中心に述べられています。しかし本作はそれらとはまたちがった視点で、というところがとても面白いです。
また、これまでレビューした方もおっしゃっていますが、こういう技術があまりよくわからない方でも(私もそうです)「読ませる」文章が凄いと思います。

ぜひ、ご一読を。

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