美しい文章、丁寧で迫力ある描写グイグイ引き込まれます。ぜひ多くの人に読んでほしい!
源為義と白拍子・玉藻の間に生まれた子供、八郎の誕生を軸に展開する歴史ファンタジーです。時代考証や歴史的事実に基づきつつも、玉藻という謎めいた存在と彼女が産んだ異様な子供を中心に、独自の物語世界を構築…続きを読む
最初にいっておくと『異聞・鎮西八郎為朝伝』はカクヨムトップクラスの傑作である。豊かな古典の教養を感じるリズミカルな文体(この文体にまずショックを受けた、web小説でこれほど雅な表現に出会えるとは!…続きを読む
源氏の中でも有名な鎮西八郎為朝が活躍する作品史実と捜創作が絶妙で迫力ある描写がまたいい!ぜひ読んでほしい作品です。
『九尾の狐』のキャッチコピーから当初想像していた内容を、良い意味で大きく裏切られました。平安後期の激動を武家と貴族の軸のみならず、日本仏教史上の『革命』と言うべき思潮からも捉えた作品。本作のよう…続きを読む
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