概要
青い小鳥がばつ印に書き換えられた日のこと
80代の千草は夫に先立たれ、老人ホームで車椅子で生活している。
ある時たまたま雑誌の広告に青い小鳥を見つけて、昔飼っていたセキセイインコを思い出して高揚する。それから新聞や広告で青い小鳥を探すのが千草のささやかな趣味になる。
しかしある日を境に、小鳥は全部黒のばつ印に変わり始める。ささやかな楽しみを無くした千草は自暴自棄になってしまうが…
Twitterを知らないある老女に起きた、Twitterの喪失です。
かぎろさんの自主企画「さよなら、Twitter」に参加したくて書きました。
https://kakuyomu.jp/user_events/16817330660943010903
ある時たまたま雑誌の広告に青い小鳥を見つけて、昔飼っていたセキセイインコを思い出して高揚する。それから新聞や広告で青い小鳥を探すのが千草のささやかな趣味になる。
しかしある日を境に、小鳥は全部黒のばつ印に変わり始める。ささやかな楽しみを無くした千草は自暴自棄になってしまうが…
Twitterを知らないある老女に起きた、Twitterの喪失です。
かぎろさんの自主企画「さよなら、Twitter」に参加したくて書きました。
https://kakuyomu.jp/user_events/16817330660943010903
限定ノートはほんのおまけ程度の内容です。
ギフトはおやつ購入費にさせて頂きます✨
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!タイトルはネタだけど、ネタにとどまらない物語! 是非あの人に読ませたい
タイトルを見て笑える内容かと思っていたら……すっごくちゃんとした人間ドラマです。
孤独を感じ、自らの殻に閉じこもる老婆の再生の物語です。
一体どうすれば、そんな話になるんだと思った方は是非読んでみましょう!
そして、慣れ親しんだロゴを安易に変えてしまう愚かさのようなものまで読めてしまいます。
彼は単純に「X」というのが好きらしいですが、こういう物語が世界のどこかにあると思ったら考え直したかもしれませんねえ。
それにしても、ロゴ変更というワイドショー的なネタが、こんな素晴らしいドラマに仕上がるとは驚きです。