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三上修一（みかみしゅういち）は某食品メーカーに勤めるサラリーマンだ。多忙な部署から暇な部署に異動になり、毎日平凡な生活を送っていた。そんな時に未来から来た自分と名乗る老人と不思議な女性に出会うことになる。女性に半ば拉致され地方から東京に連れていかれ、権藤明彦（ごんどうあきひこ）という富豪に多額の遺産を相続するか決断を迫られる。普通の生活を送っていた人間が日常離れした出来事に遭遇し、最後は愛する妻のアクセントだとわかるユーモアミステリー。