〝優柔不断〟なキミでも。



深見さんと尚が別れてから、1ヶ月が過ぎた。




色々検査したり、

治療したりして、私も無事に退院をして。




尚と歩く、

──────ある日の放課後。




「、みなみ、今までごめん、

〝優柔不断〟過ぎて、断らなくて、ごめん。

そのせいで、深見のことも...............、」




尚は改めて、謝ってきた。




「ん。別にいいよ。

尚が〝優柔不断〟なのは、昔からだし」


「でも、俺.........っ、」




言葉を発しようとした、

尚の唇に、自分の人差し指をトンッと乗せた。




「私だってね、そんな、

〝優柔不断〟なとこも含めて好きだから。

悪いと思ってるなら付き合って?」




〝愛が重い〟と言われる、深見琴葉さん。




〝おっとり系〟と言われる私、七里みなみ。




そして、〝優柔不断〟と言われる尚。



バラバラの3人だからこそ、色々あったけど。




私はね、

──────〝優柔不断〟なキミでも好きだよ‼︎






fin.

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

〝優柔不断〟なキミでも。 二宮みぃ。 @2nomiya_mi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ