
概要
虐げられていた少年が、この世の全てを喰らい尽くす。
少年、グリム・イーターは『悪食』と呼ばれる被差別種族の冒険者である。理不尽に虐げられる日々を送っていた彼は、ある日仲間の冒険者によりダンジョンに一人取り残されてしまった。
食料もなく、空腹に耐えかねた彼は禁忌とされる【悪食の掟】に背いて、モンスターを喰らうことを決意。
すると、レベルが上昇するのと同時に、ある最悪の欲望が強くなった。それ即ち――。
「人を喰い殺したい」
そんな欲望に対し、しかしグリムは嗤いながら動き出す。何しろグリムは、幼少期から食人願望を抱いていた根っからの狂人だったのだから。
最凶最悪の少年によるピカレスク・ダークファンタジー。
食料もなく、空腹に耐えかねた彼は禁忌とされる【悪食の掟】に背いて、モンスターを喰らうことを決意。
すると、レベルが上昇するのと同時に、ある最悪の欲望が強くなった。それ即ち――。
「人を喰い殺したい」
そんな欲望に対し、しかしグリムは嗤いながら動き出す。何しろグリムは、幼少期から食人願望を抱いていた根っからの狂人だったのだから。
最凶最悪の少年によるピカレスク・ダークファンタジー。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!虐げられた若者が禁忌の力で成り上がる、痛快ピカレスクファンタジー!!
その世界では、民から嫌われ、虐げられた種族がいた。その名は――悪食。茶褐色の髪と鈍色の瞳、褐色の肌と口元からのぞくギザギザの歯で、あらゆるものを喰うことができる。その対象は人間も例外ではなかった・・・・・・。この物語主人公の少年冒険者のグリムも、忌み嫌われた種族「悪食」だ。
そんな主人公が、何の罪もない人や、正義に準じる人々を、ただ食らいたいというだけで、“禁忌の力”で手にかけてゆく姿は、シンプルでむしろ清々しい!
おどろおどろしいお話かと思いきや、ダンジョンでの冒険なども繰り広げられ、魔法が飛び交い天使も現れる、心躍る冒険譚。虐げられる者が“食べる”という禁忌の魔力で、世の中を掌握してい…続きを読む



