第10話 満開の桜

桜の呼び声

胸の奥ざわざわ


あなたなくとも

独りでみよか


見上げた桜は満開なれど


思い散る散る花吹雪



私を置き去りにしたまま


春は行ってしまうけれど


私を迎えに



春はまたくる






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

薄荷の滴 蜂蜜ひみつ @ayaaki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説