何かにつけて上手くいかない毎日の、御守りにしたくなるような作品。

華やかな青春を謳っているわけではないのに、なんでこの作品はこんなに綺麗なんだろう。
始めはどんな話なのかとさくさく読み進めていましたが、途中からプレゼントの箱を開けるみたいに、大事に大事に文字を追っていっている自分に気づきました。

主人公の晴夏が涙を流すシーンは、不覚にも読者の私まで泣きそうになってしまいました。

とってもあったかい気持ちになりました。
素敵な作品をありがとうございました!

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