概要
彼の仕事はいつもそうだった
全てが終わりかけの終末世界で生きる郵便屋。謎の男から託された小包を届けるため、複合式万能自動二輪「ミーティア」を走らせる。
プロット立案者:麻根重次さま カクヨムID@Habard
プロット立案者:麻根重次さま カクヨムID@Habard
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!届けることで、終わらせられるものがある。
四千字ほどの短編なのに、読み始めてすぐ、乾いた終末世界の景色が見えてきます。
その中を走る郵便屋と、赤い相棒ミーティア。
世界観の説明を読んでいるというより、彼らがずっとこの世界で生きてきた時間の途中に、ふっと入り込んだような感覚がありました。
この物語で描かれる「届ける」という仕事は、ただ物を運ぶこととは少し違って見えます。
もう終わってしまったものに、最後のひと区切りをつけること。
それでも誰かの思いを、届くところまで持っていくこと。
読み終えたあと、郵便屋がこれまでどんなものを届けてきたのか、少し想像したくなりました。
短く、美しく、そして少し切ない。
終末世界を走る一人の…続きを読む