概要
顔は知らない。けれど、命を救ったその声だけは忘れられない。
【400万PV突破!ありがとうございます!】
徹底した男嫌いで知られるギャル、御影芹奈。
休日のショッピングモールで火災に巻き込まれた彼女は、友人たちとはぐれ、負傷した足を引きずりながら建物の奥へ逃げ込んでいた。
煙に視界を奪われ、意識も薄れ、一人きりで助けを待つ芹奈。
そんな彼女のもとへ、危険を承知で引き返した少年――相庭直希が現れる。
「安心して。絶対に外まで連れていく」
男に触れられることを何よりも嫌う芹奈だったが、その声だけを信じ、直希の背中へ身体を預けた。
炎と煙の中、二人は外へ出たら一緒にクレープを食べに行く約束を交わす。
しかし、救助された芹奈は、彼の名前も顔も知らない。
覚えているのは、自分を一人にしなかった声と、「安心して」「約束する」などの言葉だけ。
や
徹底した男嫌いで知られるギャル、御影芹奈。
休日のショッピングモールで火災に巻き込まれた彼女は、友人たちとはぐれ、負傷した足を引きずりながら建物の奥へ逃げ込んでいた。
煙に視界を奪われ、意識も薄れ、一人きりで助けを待つ芹奈。
そんな彼女のもとへ、危険を承知で引き返した少年――相庭直希が現れる。
「安心して。絶対に外まで連れていく」
男に触れられることを何よりも嫌う芹奈だったが、その声だけを信じ、直希の背中へ身体を預けた。
炎と煙の中、二人は外へ出たら一緒にクレープを食べに行く約束を交わす。
しかし、救助された芹奈は、彼の名前も顔も知らない。
覚えているのは、自分を一人にしなかった声と、「安心して」「約束する」などの言葉だけ。
や
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!じれったさが心地いい、映画のような読み心地
ショッピングモールの火災という緊迫した状況から物語が始まり、「顔も名前も知らないけれど、命を救ってくれた声だけは覚えている」というシチュエーションが秀逸。徹底した男嫌いのギャル・御影芹奈と、彼女を救った少年・相庭直希、この二人の距離がどう縮まっていくのかを、じっくりと読ませる構成になっています。
全体的に感情描写がとても丁寧です。10代特有の複雑な心情や、恐怖・安堵・喜びといった瞬間ごとの感情の機微が細やかに書き込まれており、まるで映画を観ているような没入感があります。派手な展開よりも、じわじわと近づいていく二人の関係性を味わいたい方、感情移入して物語に浸りたい方におすすめです。