概要
顔は知らない。けれど、命を救ったその声だけは忘れられない。
徹底した男嫌いで知られるギャル、御影芹奈。
休日のショッピングモールで火災に巻き込まれた彼女は、友人たちとはぐれ、負傷した足を引きずりながら建物の奥へ逃げ込んでいた。
煙に視界を奪われ、意識も薄れ、一人きりで助けを待つ芹奈。
そんな彼女のもとへ、危険を承知で引き返した少年――相庭直希が現れる。
「安心して。絶対に外まで連れていく」
男に触れられることを何よりも嫌う芹奈だったが、その声だけを信じ、直希の背中へ身体を預けた。
炎と煙の中、二人は外へ出たら一緒にクレープを食べに行く約束を交わす。
しかし、救助された芹奈は、彼の名前も顔も知らない。
覚えているのは、自分を一人にしなかった声と、何度も繰り返された「安心して」という言葉だけ。
やがて新学期。
芹奈は、自分を救った少年
休日のショッピングモールで火災に巻き込まれた彼女は、友人たちとはぐれ、負傷した足を引きずりながら建物の奥へ逃げ込んでいた。
煙に視界を奪われ、意識も薄れ、一人きりで助けを待つ芹奈。
そんな彼女のもとへ、危険を承知で引き返した少年――相庭直希が現れる。
「安心して。絶対に外まで連れていく」
男に触れられることを何よりも嫌う芹奈だったが、その声だけを信じ、直希の背中へ身体を預けた。
炎と煙の中、二人は外へ出たら一緒にクレープを食べに行く約束を交わす。
しかし、救助された芹奈は、彼の名前も顔も知らない。
覚えているのは、自分を一人にしなかった声と、何度も繰り返された「安心して」という言葉だけ。
やがて新学期。
芹奈は、自分を救った少年
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