題名通りの歩みだが、その景色の果てに何色がある?

これはある男女のお話です。
新木余裕と荒木静。この二人は世間や周囲からは天才と呼ばれるような才能を持っております。当然、天才と世間から呼ばれるということは、性格の個性は強し。
そんな彼と彼女が出会うのは、余裕の見つけた一つの絵から。
静は画家であり、まさに『天才』と呼ばれる。そんな彼女は多くを感覚的にとらえますが、病院にいたある日に彼女はある色に出会います。
その色は『余裕』の色。同じ病院にいた新木余裕でした。色を見つけたことによる出会いから、『急がば回れ』の物語が始まるのです。

この作者様の文章と書く表現は、まさにこの話にふさわしいと言えるほど。文学的とも言えるし芸術的とも言えます。
芸術にふれるってこういう事を言うんだな!
と私は思いました。
当然、お話も面白いです!
一読してみてはいかがでしょうか?

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