壮大な物語。長編を読んだような重厚さ。つよきものとよわきもの。いのちを感じる、物語。竜の描写がすばらしく、かっこいい。心がざわつく、あたたかな、物語を、沢山の人によんでもらいたい。
ホラー、恋愛、現代ドラマなどを書いています。 連載中 『おつかれさん、おやすみなさい』 『いつかきっと、わたしたちは。』 『この距離のはかりかた』 『甘い夢…
ファンタジー世界に無くてはならない存在の竜。強者の威厳や雄大さに加えて、孤高の存在であるからこその尊大さや無慈悲さ。それらを無駄無く描く、作者様の筆致は圧巻です。そんな竜が出会う“弱きもの”…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(670文字)
書かれた言葉はそれほど華美ではないのですが、丁寧に世界と竜とが描写されていて、まるでその場にいるような圧巻の筆致を楽しめます。また、お話は童話や寓話のような心に残る素敵な作品。竜の孤独と威厳と…続きを読む
本作は花と竜の物語であり、どことなくお伽噺を思わせる。そんな中でも、竜の描写は重厚なもので目の前に本当に竜が存在するのでないかと思わせるほど、想像力が掻き立てられる。竜の迫力と心情の移り変わり、…続きを読む
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